増刊号 あたらしい外科局所解剖全図—ランドマークとその出し方
ヘルニア
腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術に必要な局所解剖:TAPP法
星野 明弘
1
,
山口 和哉
1
,
久米 雄一郎
1
,
了徳寺 大郎
1
,
岡田 卓也
1
,
松山 貴俊
1
,
東海林 裕
1
,
川田 研郎
1
,
中島 康晃
1
,
小嶋 一幸
1
,
大橋 直樹
3
,
田邉 稔
2
,
絹笠 祐介
1
Akihiro HOSHINO
1
1東京医科歯科大学消化管外科学
2東京医科歯科大学肝胆膵外科学
3東京外科クリニック
pp.292-297
発行日 2018年10月22日
Published Date 2018/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212257
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●point
●TAPP法に必要な鼠径部の解剖を理解し,ランドマークとなる重要な解剖学的構造物を視認および確認しながら腹膜前腔の必要かつ十分な剝離を行うことが重要である.
●メッシュを固定する際には,留意すべき血管(異所性閉鎖動静脈や下腹壁血管の恥骨枝など)や神経(陰部大腿神経,外側大腿皮神経など)の解剖の理解は不可欠である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。
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