Japanese
English
綜説
喘息と末梢気道病変
Asthma and Small Airway
戸田 玲子
1
,
相澤 久道
1
Reiko Toda
1
,
Hisamichi Aizawa
1
1久留米大学医学部呼吸器・神経・膠原病内科
1Division of Respirology, Neurology, Autoimmune Diseases, Department of Medicine, Kurume University School of Medicine
pp.187-192
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404100537
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はじめに
気管支喘息の病態異常は気道の慢性炎症であるという概念が確立されているが,これまでは比較的大きい気道の疾患と考えられてきた.近年,様々な研究の結果,喘息の気道炎症は中枢気道にとどまらず,末梢気道から肺胞へも波及していることが明らかになってきた.
本稿では,喘息の末梢気道病変について解説するとともに,それに対する治療について述べる.
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