Japanese
English
特集 気道におけるニューロペプタイドの役割
炎症と気道反応
Inflammation and airway response
相澤 久道
1
Hisamichi Aizawa
1
1九州大学医学部附属陶部疾患研究施設
1Research Institute for Diseases of the Chest, Faculty of Medicine, Kyushu University
pp.511-516
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404205473
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はじめに
気管支喘息は,気道過敏性によって特徴づけられる疾患であるが1),その気道過敏性の発症には気道の炎症が重要な役割を担っていると考えられる(総説として2〜4))。本稿では気道の炎症に伴ってどのような機序で気道過敏性が生じてくるのかについて今までの報告をもとに述べてみたい。次に,気道の炎症の際に重要な役割を担っていることが考えられる気道上皮細胞・気道平滑筋・神経ペプチドについての私達の実験成績について述べる。
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