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臨床に役立つPNF

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筆頭著者 松田 現 (著)

理学療法士国際PNF協会認定アドバンスインストラクター

運動と医学の出版社

電子版ISBN

電子版発売日 2024年7月22日

ページ数 536

判型 B5変

印刷版ISBN 978-4-904862-61-2

印刷版発行年月 2023年10月

DOI https://doi.org/10.60424/9784904862612

書籍・雑誌概要

今こそ学べ、時代を超えた原理と原則
図表760以上、QR動画50以上の圧倒的ボリュームで治療効果をさらに拡張させろ!

セラピストに世界的に広まった手技としては、最も歴史の長い手技の1つ、PNF。現在では、トレーナーや理学療法士、整形外科医などによって世界中で広く用いられている。その適応範囲も広く、筋の機能向上、スポーツパフォーマンスの向上、麻痺性疾患の動作の改善、運動器疾患の動作の改善などに効果があり、様々な分野で活用されている。この書籍では日本に数名しかいない国際PNF協会アドバンスインストラクターが10日間のコースで教えている内容を余すことなく解説している。圧倒的な量の解説写真と,各種実技の動画を視聴できるQRコードが多数用意されているため、多彩な手技やエッセンスが分かりやすくなっている。

POINT①
アプローチ効果を最大化させる原則を多数紹介

アプローチ効果を最大化させる5つの法則や、運動学習・制御理論に基づいたアプローチの原則を学ぶことができる。
POINT②
10日間の国際コースの内容を1冊に凝縮!

10日間(75時間)の国際PNF協会(IPNFA)認定ベーシックコースの内容を1冊に凝縮。
POINT③
実際の症例へのアプローチを紹介。学んだ知識の応用を学べる!

運動器疾患・中枢神経疾患・スポーツパフォーマンスへの3例の実例紹介。学んだ知識の応用を学べる。
POINT④
嚥下・呼吸障害、顔面神経麻痺など幅広い症例の対処法を紹介!

嚥下障害、呼吸障害、顔面神経麻痺に対するアプローチも紹介!幅広い現場のセラピストに対応した技術を網羅。

目次

第I部 PNFとは何か?
1章 PNFとは
1.まずはPNFのコンセプトを理解しよう!
2章 PNFフィロソフィー
1.ポジティブ・アプローチ
2.機能的アプローチ
3.集中的トレーニングにより潜在能力を導く
4.全体像をみる
5.運動学習と運動制御理論の利用
3章 基本的原理と手順
1.基本的原理
2.基本的手順
4章 テクニックと実技の概要
1.PNFテクニックの概要
2.PNFの実技の概要

第Ⅱ部 PNFのテクニックと実技
1章 PNFテクニック
1.動筋テクニック
2.拮抗筋テクニック
3.リラクセーションテクニック
2章 PNFパターン
1.肩甲帯の動きを促通し、肩甲帯から身体各部位を促通するパターン
2.骨盤帯の動きを促通し、骨盤帯から身体各部位を促通するパターン
3.体幹の動きを促通するパターン
4.上肢の動きを促通し、上肢から身体各部位を促通するパターン
5.下肢の動きを促通し、下肢から身体各部位を促通するパターン
6.頸部の動きを促通し、頸部から身体各部位を促通するパターン
7.両上肢や両下肢の動きを促通し、身体各部位を促通するパターン
3章 マット動作
1.寝返り
2.背臥位動作
3.腹臥位動作
4章 歩行に対するPNF
1.歩行の特徴と改善の考え方
2.歩行の治療

第Ⅲ部 生命機能に対するPNF
1章 顔面運動に対する介入
1.実際の介入
2章 顎関節に対する介入
1.顎関節の観察と特徴
2.介入方法
3章 呼吸に対する介入
1.胸郭の構造と運動
2.呼吸に関与する筋肉
3.直接的適応と間接的適応
4.PNF基本的原理とテクニックの利用
5.実際の介入
6.横隔膜への介入
4章 舌に対する介入
1.実際の介入
5章 嚥下に関わる介入
1.摂食・嚥下動作
2.嚥下を左右するもの

第Ⅳ部 評価と治療の実際
1章 PNFにおける評価と治療
1.ICFに基づいた評価と治療
2.評価と治療の流れ
3.評価と治療の計画表の活用
2章 治療の実例
1.実例① 運動器疾患
2.実例② 中枢神経疾患
3.実例③ スポーツパフォーマンスへの介入

特典資料
1.PNFの歴史
2.IPNFA®コースシステムについて
3.GEN ACADEMYについて
4.PNFリハビリセンターについて