書籍を検索します。雑誌文献を検索する際には「雑誌文献検索」を選択してください。
≪新スタンダード栄養・食物シリーズ 8≫
食品衛生学(第3版)
筆頭著者 宮本 敬久 (編)
東京化学同人
電子版ISBN
電子版発売日 2024年8月1日
ページ数 248
判型 B5
印刷版ISBN 978-4-8079-1684-9
印刷版発行年月 2024年7月
書籍・雑誌概要
食品を取巻く状況は刻々と変化し,食品の安全性や衛生管理はますます重要視されている.近年では2003年の食品安全基本法制定を皮切りに,消費者保護基本法や食品表示法の制定,2018年には食品衛生法が大幅改正されるなど,国民の健康を保護し,食品の安全を守るための法的整備が進んでいる.本書は,こうした変化に対応して改訂を重ねてきた.今版でも初版(一色賢司 編)からの方針を引き継ぎ,食品に備わるべき健康要素や安全条件と,その確保のために必要な衛生管理対策について体系的に記述し,法改正や最新の科学的根拠に基づいた情報の追加を行った.
目次
1.食生活と健康リスク
1・1 食品衛生とは
1・2 食生活とリスク
1・3 食品衛生の基礎的事項
1・4 社会的関心が高まっている事項
2.食品衛生関連法規と社会変化
2・1 食品衛生に関する行政システム
2・2 食品衛生法の要点
2・3 食品表示法の要点
2・4 その他の食品関連法規
2・5 社会(民間)の動向
3.食品と微生物
3・1 微生物の概要
3・2 微生物の分類
3・3 原核微生物
3・4 真核微生物
3・5 ウイルス
3・6 微生物による食品の変質:腐敗
4.食中毒と感染症
4・1 食中毒の概要
4・2 食中毒の分類
4・3 食中毒の発生状況
4・4 細菌性食中毒
4・5 ウイルス性食中毒
4・6 化学物質による食中毒
4・7 自然毒による食中毒
4・8 アレルギー様食中毒
5.有害物質による食品汚染
5・1 化学物質
5・2 重金属
5・3 カビ毒(マイコトキシン)
5・4 動物用医薬品
5・5 肥料,飼料,飼料添加物
5・6 食物アレルゲン
5・7 食品中の発がん物質
5・8 放射性物質
5・9 洗浄剤
5・10 器具・容器包装由来物質
6.食品添加物
6・1 食品添加物の役割
6・2 食品添加物の種類と用途
6・3 食品添加物指定の判断基準
6・4 食品添加物の安全性
6・5 食品添加物の規格基準
6・6 食品添加物の表示
6・7 おもな食品添加物
7.食品と寄生虫
7・1 飲料水・野菜・果実類を介して感染する寄生虫
7・2 魚介類から感染する寄生虫
7・3 獣肉類から感染する寄生虫
8.食品と異物・害虫
8・1 食品異物と分類
8・2 食品異物検査
8・3 異物の管理
8・4 衛生動物・衛生害虫
9.食品衛生対策
9・1 食中毒の予防
9・2 一般衛生管理
9・3 HACCP による衛生管理
付録
1.食品安全基本法(抜粋)
2.食品衛生法(抜粋)
3.食品の規格基準
4.食品表示基準の構成一覧
5.畜水産物の残留基準(抜粋)
6.農産物の残留基準(抜粋)
7.食品の暫定的規制値等
8.食品添加物の使用基準(抜粋)
索引