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雑誌
医療現場の変容を促す システミック・コーチング入門
筆頭著者 大塚/志保 (著)
その他の著者等 日経ヘルスケア 編
日経BP
電子版ISBN
電子版発売日 2025年11月10日
ページ数 200
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-296-20857-9
印刷版発行年月 2025年10月
書籍・雑誌概要
激しい変化の時代を迎える医療現場で必要な「自ら考えて行動する」「協働する」「連携する」部下を育てる考え方や実践例がこの1 冊に!
医療機関でいまなぜコミュニケーションの深化が必要なのか、実際にコーチングを取り入れて組織改革を行ってきた事例を多く盛り込みました。「コミュニケーションの深化が経営にどう影響するのか」といった証明しづらい、あいまいな事象に対してエビデンスとなるデータを提示しながら明確に解説します。後半ではコーチングの基礎の解説をし、日常業務で活用できるノウハウやチェックリス トなども提供します。厳しい医療経営環境に対応すべく「組織を変革させたい」「組織を変革させられるリーダーを育成したい」と思っている医療経営者・マネジメント層に読んでいただきたい1冊です。
目次
第1章 いま、医療経営に何が起きているのか
1. 医療現場の特徴
インタビュー 病院経営苦境の時代だからこそコミュニケーションの活発化によって盤石な組織を目指す
2.変わり始めた医療経営者・リーダー
エピソード1 地方都市の民間医療法人
エピソード2 都市部の大規模ヘルスケアグループ
エピソード3 新型コロナウイルス感染症対応を経験した民間病院
「人」が重要な経営資本に
3.組織変化には「社員間の関わり」の影響が大きい
4.人と人の関わりは重要な経営資本
組織で高めるべきソーシャルキャピタルとは
医療機関でも重要なソーシャルキャピタル
組織に変革をもたらすシステミック・コーチングとは
第2章 医療経営でコーチングを活用するリーダー
事例1:組織的なコーチングの導入で看護師の離職率改善と持続可能な組織づくりを実践
事例2:薬剤部のコーチング導入で離職率低下と採用者数の増加を実現
事例3:コーチングを取り入れた医療安全の新しいアプローチ
事例4:コーチングを科学的に検証し、医療現場の経営戦略に
第3章 コーチングの組織導入で経営にプラスのインパクトをもたらす
1.コーチングの導入は経営にプラスのインパクトをもたらすか?
2.トップマネジメント層同士こそ対話が重要
コロナ禍で明らかになった対話の重要性
第4章 新時代に活用できるコーチング
1.コーチングの歴史
人の開発にたけている人の行動パターンを体系化
大企業の経営者がエグゼクティブコーチを付ける時代に
2.コーチングとは何をすることなのか
コーチングの4つの要素
自身のコミュニケーションを止まって見てみる
3.コーチングの目的とは
コーチングの定義
コーチングスキルより大切なこと
4.コミュニケーションへの理解を広げるために知っておくべきこと
相手の状態に最も影響する関わりは「聞く」こと
部下のために時間を取るということ
あなたの部下は、なぜ黙ってしまうのか
相手が話したくなる環境を整える
コミュニケーションはキャッチボール
コミュニケーションの5 原則
コミュニケーションの目的は人それぞれ
「現実」は人の数だけある
厳しい経営環境にあるからこそ「違い」を認める
第5章 医療現場の変容を促す人材開発の具体的なアプローチ
1.人は変化をためらうもの
相手のレッテルを剥がす
相手をイメージしながら相手のことを考えてみる
2.「 考えて行動する人」を開発する
「発言」と「行動」が一致しない!その理由とは?
自分で考えさせる機会をつくる
事例紹介 コーチングを用いて超過勤務を大幅削減
3.「周囲と連携できる人」を開発する
上司によって周囲との関わり方は変わる
フィードバックとは
4.専門職を組織の一員に開発する
専門職にも組織の一員としての問いかけをしてみる
主体化が変化した医療従事者たちの声
3つの切り口の問いで組織と個人のパーパスをつなげる
第6章 医療現場の変容を持続するための大事なアプローチ
1.エネルギーマネジメントを意識する
新しい行動にはエネルギーが必要
自分自身のエネルギーに目を向ける
エネルギーを奪う「未完了」となっている出来事
「未完了」を「完了」させるメリット
「未完了」を「完了」させるための5つのポイント
エネルギーマネジメントとしてのタイムマネジメント
2.「 What to 型の目標」を探索する
「目的」を一緒に話して共有する
コーチングが機能する領域の目標を考える
目標の状態を見極める
他者視点を加味する
うまくいっているイメージを描き続ける
3.組織を活性化させるリーダー像とは?

