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組織パターンに基づく

肝生検の病理診断

肝生検の病理診断
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筆頭著者 全  陽 (著)

King’s College Hospital 肝臓病理学教授

日本メディカルセンター

電子版ISBN 978-4-88875-938-0

電子版発売日 2019年4月22日

ページ数 192

判型 B5

印刷版ISBN 978-4-88875-313-5

印刷版発行年月 2019年5月

DOI https://doi.org/10.19020/9784888753135

書籍・雑誌概要

非腫瘍性肝疾患が作り出す組織変化は非線形であり,マニュアルやガイドラインでは対応できない.複雑な形態変化から疾患名に到達する作業には知識だけでなく,経験に裏打ちされた「コツ」が必要となる.筆者はこれまでに多くの肝疾患の診断経験があり,おそらく他の病理医と比較すると2桁か3桁は多い症例数だろう.その経験を通して会得した「コツ」を伝授したいと考えたのが本著を執筆したきっかけである.

目次

第1 章 非腫瘍性肝疾患の病理診断で用いる用語
第2 章 “組織パターン”に基づく肝生検診断法
 1.なぜ,組織パターンか?
 2.組織パターンに基づく肝生検診断法
 3.急性肝炎型vs. 慢性肝炎型
 4.慢性肝炎型vs. 慢性胆汁うっ滞型
 5.Interface activity の評価
 6.オルセイン染色
第3 章 症例検討 (25症例)
第4 章 各疾患で見られる代表的病理所見
 1.肝炎ウイルスによるウイルス性急性肝炎
 2.肝炎ウイルスによるウイルス性慢性肝炎
 3.薬剤性肝障害
 4.自己免疫性肝炎
 5.原発性胆汁性胆管炎
 6.原発性硬化性胆管炎
 7.IgG4 関連硬化性胆管炎
 8.アルコール性肝障害
 9.非アルコール性脂肪性肝疾患
10.ヘモクロマトーシス
11.ウィルソン病
12.サルコイドーシス
13.非硬変性門脈圧亢進症
14.先天性肝線維症
15.バッド・キアリ症候群
16.Veno-occlusive disease/Sinusoidal obstruction syndrome
17.移植片対宿主病(Graft-versus-host disease)
18.アミロイドーシス
19.胆管消失症候群
20.肝炎ウイルス以外のウイルス感染

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