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肝疾患診療に役立つ
肝線維化評価テキスト
肝生検から非侵襲的な検査の時代へ
書籍・雑誌概要
B型・C型肝炎,脂肪肝などの肝疾患において,肝線維化は病気進行度や発癌リスク予測をする上で重要なファクターであるが,現在の肝線維化評価のゴールドスタンダードである肝生検は侵襲性やサンプリングエラーなどの問題がある.本書では,肝生検にかわり,非侵襲的に肝全体の線維化の程度を評価できる検査法として期待されるデバイスや線維化マーカー,スコアリングの概要から臨床への応用について,第一線の専門家が解説する.
目次
第1章 肝線維化評価の臨床的意義
第2章 肝線維化の非侵襲的評価方法
1 肝線維化スコアリング(Fib-4 index,APRI,FibroIndex など)
2 バイオマーカー
1)血清線維化マーカー
2)M2BPGi
3)ELF score
3 遺伝子
4 超音波elastography
1)Transient elastography(TE)
2)Real-time tissue elastography(RTE)
3)Shear wave elastography
5 MR elastography
6 MR laparoscopy
第3章 臨床への展開
1 非侵襲的手法の組み合わせによる肝線維化評価
2 肝癌のリスクを予測する
3 食道胃静脈瘤の存在を予測する
4 治療が必要なB型肝炎を見分ける
5 C型肝炎ウイルス排除後の病態を見極める
6 自己免疫性肝疾患の病態を診断する
7 脂肪肝の中からNASHを見分ける
8 肝生検で得られる付加的情報とは
索 引