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がん疼痛治療薬のうまい使い方
使い分けやスイッチングの考え方、実際の処方例から外来でのコツまで
筆頭著者 木澤 義之 (編)
その他の著者等 木澤義之,岸野 恵,飯田真之/編
羊土社
電子版ISBN
電子版発売日 2020年8月10日
ページ数 230
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-7581-1882-8
印刷版発行年月 2020年7月
書籍・雑誌概要
どんなとき、どう使うかがわかる鎮痛薬の特徴を紹介。スイッチング、レスキューの考え方、副作用対策や相互作用対策についても解説。最適な鎮痛効果を得るための原則と現場の知恵をまとめた実践書。外来にも対応。
目次
第1章 疼痛の診断とアセスメント
1 がん疼痛の診断
2 疼痛がある患者のアセスメント・マネジメント 看護の視点
第2章 鎮痛薬の投与と同時に考えておくこと
1 神経ブロック
2 放射線治療
3 骨転移に対する外科的治療
4 骨転移に対するIVR
第3章 鎮痛薬投与の考え方と進め方
1 痛みの原因は何かを考える(がんか,非がんか)
2 急性痛と慢性痛の対応
3 WHO方式がん疼痛治療法の実際とその効果
第4章 非オピオイドの使い方と副作用対策
1 NSAIDs(非ステロイド性消炎鎮痛薬)
2 アセトアミノフェン
第5章 オピオイドの使い方
1 オピオイドの導入の前に考慮すべきこと
2 投与するオピオイドを選択するうえで考慮すべきこと
3 弱オピオイド
4 強オピオイド
5 オピオイドの増量と減量
6 オピオイドの服薬指導のポイント
第6章 オピオイドスイッチ
1 どのようなときにオピオイドスイッチを考えるか?
2 オピオイドスイッチの実際
第7章 オピオイドの副作用対策
1 便秘
2 嘔気
3 眠気
4 せん妄
5 かゆみ
6 排尿困難
第8章 鎮痛補助薬
1 抗痙攣薬
2 抗うつ薬
3 ステロイド
第9章 オピオイド不応性疼痛をどうするか?
1 突出痛の診断とマネジメント
2 神経障害性疼痛のマネジメント
第10章 配慮を要する患者に鎮痛薬を使うとき
1 化学療法と鎮痛薬併用の際に注意すべき相互作用
2 末期腎不全患者への鎮痛薬の使い方
3 小児に鎮痛薬を使用する際のポイント
第11章 こんなときどうする?
1 悪心嘔吐が強く,鎮痛薬が内服できないとき
2 痛みが強くなったときどうするか
3 痛み止めは飲みたくないと言われたとき
4 そこまで痛みは強くなさそうに見えるが,レスキューを頻回に使っている場合
5 患者の服薬アドヒアランスが悪いとき