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緩和治療薬の考え方,使い方 Ver.2
筆頭著者 森田 達也 (著)
その他の著者等 白土 明美
中外医学社
電子版ISBN
電子版発売日 2018年1月1日
ページ数 280
判型 A5
印刷版ISBN 978-4-498-01797-9
印刷版発行年月 2017年9月
書籍・雑誌概要
現場で日々直面する患者の苦痛の訴えに適切に対処し,効果的な緩和治療を行うための考え方と薬の使い方について,最新エビデンスと長年の臨床経験に即して明快に解説.
目次
§1 痛みに対する薬
1.オピオイド総論
A.ものすごく単純化したオピオイドのイメージ
B.古典的WHOラダーと現代版ラダー
C.現実的な使用パターン
D.オピオイドの特性についてのエビデンスのまとめ
E.オピオイドの特性に従った使い分け
F.オピオイドの換算
G.オピオイドの副作用対策
H.EAPCの推奨と系統的レビューのまとめ
I.日本緩和医療学会の疼痛ガイドラインの推奨文
2.オピオイド各論
Overview
A.オキシコドン
B.フェンタニル
C.モルヒネ
D.トラマドール
E.メサドン
F.レペタン
G.その他のオピオイド:タペンタ,ヒドロモルフォン
§2 痛みの治療薬:鎮痛補助薬
Overview
A.リリカ
B.トリプタノール
C.ケタラール
D.サインバルタ
E.キシロカイン
F.テグレトール
§3 非オピオイド鎮痛薬
Overview
A.アセトアミノフェン
B.経口NSAIDs:ロキソニン,ナイキサン,モービック,セレコックス
C.非経口NSAIDs:ボルタレン坐薬,ロピオン
§4 呼吸困難の治療薬
Overview
A.モルヒネ
B.コデイン
C.抗コリン薬
§5 悪心嘔吐の治療薬
Overview
A.プリンペラン
B.ノバミン
C.抗ヒスタミン剤(ポララミン,トラベルミン)
D.多次元受容体拮抗薬(MARTA),ノルアドレナリン,セロトニン作動性抗うつ薬(NaSSA)
§6 食欲不振の治療薬
Overview
A.ナウゼリンと六君子湯
B.ステロイド製剤: リンデロン,ヒスロンH
C.いろいろな組み合わせとEPA製剤
§7 消化管閉塞の治療薬
Overview
A.サンドスタチン
B.ブスコパン
§8 便秘の治療薬
Overview
A.カマグ(マグミット)
B.プルゼニド(センノシド)
C.ラキソベロン(ピコスルファートナトリウム)
D.モニラック,ラクツロース
E.オピオイド開始時
F.便秘に有効な漢方薬
G.アミティーザ
H.ナルデメジン(スインプロイク)
§9 倦怠感・眠気の治療薬
Overview
A.精神賦活薬:リタリン,モダフィニル,ベタナミン
B.眠気に対するその他の薬
C.リンデロン
§10 不安・抑うつの治療薬
Overview
A.ベンゾジアゼピン系抗不安薬: ソラナックス,ワイパックス,リボトリール
B.SSRIとSNRI
C.鎮静系抗うつ薬:トリプタノール,テトラミド,リフレックス
§11 不眠の治療薬
Overview
A.超短時間作用型睡眠薬:マイスリー,ルネスタ
B.短時間作用型睡眠薬:レンドルミン(ブロチゾラム)
C.中時間作用型睡眠薬:ロヒプノール
D.デジレル
E.ロゼレム
F.ベルソムラ
§12 せん妄の治療薬
Overview
A.セレネース
B.セロクエル
C.リスパダール
D.コントミン
E.ジプレキサ,ルーラン,エビリファイ
F.テトラミド
§13 鎮静の治療薬
Overview
A.ドルミカム
B.フェノバール
C.坐薬で使用する鎮静薬:セニラン,ダイアップ,ワコビタール
資料
A.聖隷三方原病院麻薬フォルダオーダーセット
B.緩和ケア病棟入院時指示の一覧
C.院内製材
column
NNTとNNH
緩和ケアにおける有効率の定義
テトラミド坐薬の調剤方法
索引