皮膚病診療 44巻1号 (2022年1月発行)

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特集　診断に苦慮した症例

Editor's eye 浅井　俊弥 44巻1号 , 2022年1月 , pp.13-13

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　『皮膚病診療』は洋名をpractical dermatologyとしている．つまり実践的な皮膚科学，日常診療に役立つ専門誌をコンセプトとして編集を重ねてきた．先人のeditorが築いてくださった企画を継承しつつ，新しい“実践的”な内容を盛り込みながら，40年以上にわたり刊行を続けている．さらに小誌には19名のadvisorがおり，編集方針や企画について，しばしばご意見をいただいている．今回は「診断に苦慮した症例」をテーマとして，それにふさわしい症例の執筆を各advisorの先生方に，一任する形でお願いした．

　「○○だと思ったら××であった症例」は，学会発表の機会も多くないが，診断の過程や最終的な判断の根拠を述べていただくことは，一般の臨床医にとっても役に立つ内容である．酒皶性皮膚炎だと思ったらCushing症候群だった，強皮症だと思ったらWerner症候群だった，BCG接種後の結核疹だと思ったら自家感作性皮膚炎だった，Sweet病だと思ったら水痘再感染だった……などなど，貴重な症例が報告された．また上皮性およびリンパ腫を含めた間葉系腫瘍については，間葉系腫瘍だと思ったらブルーリ潰瘍だった，有棘細胞癌（squamous cell carcinoma：SCC）だと思ったらメトトレキサート（MTX）関連リンパ腫だった，サルコイドーシスだと思ったら皮膚T細胞性リンパ腫（cutaneous T cell lymphoma：CTCL）だった，脂漏性角化症のみだと思ったら基底細胞癌（basal cell carcinoma：BCC）のcollisionだった……などなど．当然ながら，皮膚生検をして病理組織をしっかりみることの重要性を再認識した．読者のみなさんにぜひ完読していただきたい，年頭にふさわしい号となったと思う．

臨床例

BCGワクチン接種に続発して生じた自家感作性皮膚炎―川崎病の既往があり腺病性苔癬との鑑別を要した例― 日置　千華 , 黒川　晃夫 , 森脇　真一 44巻1号 , 2022年1月 , pp.14-17

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・BCGワクチン接種後，川崎病に罹患し治癒した乳児に全身性の紅斑を認め，腺病性苔癬などの結核疹を疑うも皮膚生検により自家感作性皮膚炎の診断となった1例を経験した．

・BCGワクチンは接種後にさまざまな副反応が生じることがあり，その中でも皮膚結核様病変は真性皮膚結核，結核疹に分類される．

・結核疹は近年報告が増加し，生検を施行できず臨床所見から確定診断されている症例もあるが，自験例のように自家感作性皮膚炎であった症例も一部混在している可能性が考えられる．

（「症例のポイント」より）

金糸により生じた汎発性環状肉芽腫山下　大樹 , 松木　康譲 , 河合　良奈 , 片桐　一元 , 瀧口　光次郎 44巻1号 , 2022年1月 , pp.18-21

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・環状肉芽腫（granuloma annulare：GA）の多くは限局型であるが，全身に皮疹が出現する汎発型として生じることもある．

・アトピー性皮膚炎の治療目的で皮内に埋没された金糸に対する反応として，多発性GAを生じた症例を経験した．

・金糸に接する部分だけでなく，少し離れた周辺部にも，変性した膠原線維を伴う肉芽腫を形成しており，溶出した金に対する遅発性アレルギーが膠原線維の変性に関与したと考えられる．

（「症例のポイント」より）

酒皶性痤瘡を主訴として来院したCushing症候群（ACTH産生下垂体腺腫）坂口　裕美 , 栗原　麻菜 , 金子　高英 , 木村　有太子 , 小谷野　肇 , 髙森　建二 , 須賀　康 44巻1号 , 2022年1月 , pp.22-26

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・酒皶性痤瘡を伴ったCushing症候群（Cushing's syndrome：CS，ACTH産生下垂体腺腫）の1例を報告した．

・月経不順，多毛などの合併から当初は多囊胞性卵巣症候群（polycystic ovarian syndrome：PCOS）を疑った．

・CSに特有の身体徴候が明らかでなかったことから診断に苦慮したが，血中ホルモン値，負荷試験，頭部MRIなどから確定診断した．

・酒皶性痤瘡を伴った女性の痤瘡患者ではCSに留意する必要がある．

（「症例のポイント」より）

関節リウマチに対してアバタセプトを投与中に生じた壊疽性膿皮症卜部　雅之 , 小渕　英里 , 梅垣　知子 , 石崎　純子 , 田中　勝 44巻1号 , 2022年1月 , pp.27-31

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・関節リウマチ（rheumatoid arthritis：RA）に対してアバタセプトにて治療中，右内踝に難治性潰瘍を生じ，体幹，上肢にも追発した．

・発症部位，臨床像，合併症，病理組織像，治療経過より壊疽性膿皮症（pyoderma gangrenosum：PG）と診断し，アバタセプト中止後に軽快した．

・PGの原因として，生物学的製剤の可能性を考慮する必要がある．

（「症例のポイント」より）

鼠径部のinverse psoriasisにカンジダ感染症を生じ，抗真菌薬内服後膿疱性乾癬を生じた例入江　絹子 , 本多　皓 , 森　龍彦 , 花見　由華 , 山本　俊幸 44巻1号 , 2022年1月 , pp.32-35

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・鼠径部の乾癬（inverse psoriasis）にカンジダ症を生じ，抗真菌薬内服により膿疱性乾癬を併発した1例を経験した．

・通常の乾癬と比較して非典型的な臨床像を呈したこと，また，真菌感染症や接触皮膚炎と考えられる病態で修飾されていたことから診断に苦慮した．

・乾癬と真菌感染症の病態について考察した．

（「症例のポイント」より）

大腸憩室穿孔に起因した後腹膜膿瘍の波及による壊死性筋膜炎山下　大樹 , 小林　圭介 , 片桐　一元 , 品田　良太 , 宮崎　俊哉 44巻1号 , 2022年1月 , pp.36-39

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・大腸憩室穿孔に起因した後腹膜膿瘍が筋膜，筋組織を介して大腿，臀部に炎症が波及した壊死性筋膜炎を経験した．

・後腹膜腔の感染では腹痛などの臨床症状が比較的軽微であることが多く，発見が遅れる可能性がある．

・非典型的な経過をたどったり，深部の筋肉や近位筋を中心にガス像が分布する壊死性筋膜炎では，消化管穿孔も鑑別に考え，慎重に原因検索を行う必要がある．

（「症例のポイント」より）

ブルーリ潰瘍：初めて出合った感染症中野　祥子 , 岡村　賢 , 村田　壱大 , 阿部　優子 , 鈴木　民夫 44巻1号 , 2022年1月 , pp.40-43

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・山形県第1例目のブルーリ潰瘍を経験した．

・臨床的に悪性腫瘍やそのほかの感染症が鑑別となり，初診時の臨床像や皮膚生検で診断を確定するのは困難であった．

・ブルーリ潰瘍の特徴を知り，鑑別診断として本疾患をあげることが重要である．

（「症例のポイント」より）

悪性リンパ腫患者に発症し，生検で診断に至った水痘再感染松尾　敦子 , 城野　昌義 , 鈴島　仁 44巻1号 , 2022年1月 , pp.44-47

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・濾胞性リンパ腫治療中に生じた水痘再感染の1例．

・高齢者の水痘の多くは再感染であり，背景に血液疾患などの基礎疾患があることが多い．

・水痘再感染は，初感染や再発に比べ，軽症で非典型的な皮疹を呈しやすい．

（「症例のポイント」より）

自己免疫性水疱症との鑑別を要したヒトパルボウイルスB19感染症髙木　真梨枝 , 石井　文人 , 野見山　留衣 , 名嘉眞　武國 44巻1号 , 2022年1月 , pp.48-51

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・ヒトパルボウイルスB19は伝染性紅斑の原因ウイルスとして知られている．

・成人のヒトパルボウイルスB19感染症では小児例とは異なり，非典型疹を生じ診断が困難なことがある．

・妊娠性疱疹との鑑別を要した成人ヒトパルボウイルスB19感染症を経験した．

（「症例のポイント」より）

初診時の主訴が上肢の片側性皮膚硬化であったWerner症候群古舘　和樹 , 肥田　時征 , 黄倉　真恵 , 宇原　久 44巻1号 , 2022年1月 , pp.52-55

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・主訴は片側性に急速に進行した右上肢の皮膚硬化だった．

・当初は腫瘍随伴性の強皮症を疑った．

・特徴的な臨床症状や既往症に加えてアキレス腱の石灰化が診断の手がかりになった．

（「症例のポイント」より）

臨床から開口部形質細胞症を疑ったが，病理組織検査で偽リンパ腫と診断された下口唇の湿潤性局面中川　浩一 , 東田　理恵 , 水田　綾 44巻1号 , 2022年1月 , pp.56-59

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・下口唇の発赤・腫脹で長くステロイドホルモン製剤の外用が行われていたが，タクロリムスの外用で短期間の間に改善した．経過から開口部形質細胞症を疑った．しかし，病理組織検査の結果は口唇ではまれな偽リンパ腫であった．組織検査の重要性を強調したい．

・口唇部の偽リンパ腫は極めてまれであるが，口唇の発赤腫脹をみたときには鑑別診断として考えておく必要がある．

・偽リンパ腫の治療としてタクロリムスは知っておくべき選択肢である．

（「症例のポイント」より）

脂漏性角化症に併発した基底細胞癌石原　啓太郎 , 吉田　雄一 , 山元　修 44巻1号 , 2022年1月 , pp.60-62

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・脂漏性角化症に併発した基底細胞癌（basal cell carcinoma：BCC）を経験した．

・ダーモスコピーでは両者の所見が混在しており，鑑別が困難であった．

・診断がむずかしい場合には積極的に皮膚生検を行うべきである．

（「症例のポイント」より）

人工毛植毛部に生じたケルスス禿瘡様の有棘細胞癌松本　崇直 , 渡邉　晶子 , 山本　直人 , 出光　俊郎 , 梅本　尚可 44巻1号 , 2022年1月 , pp.63-67

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・約10年前に施行した人工毛植毛部に一致して長径10cm大にも及ぶ有棘細胞癌を発症した．

・自験例における頭部有棘細胞癌は炎症と痂皮，脱毛を伴う紅色結節でケルスス禿瘡の臨床像に酷似していた．

・人工毛植毛部に有棘細胞癌を発症した報告は自験例を含め3例しかなく非常にまれであるが，皮膚科医は人工毛植毛の有害事象として知っておく必要がある．

（「症例のポイント」より）

陥入爪の根治手術後に診断に至った爪部悪性黒色腫古川　真衣子 , 井上　剛 , 中川　倫代 , 角田　加奈子 , 大西　正純 , 天野　博雄 44巻1号 , 2022年1月 , pp.68-71

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・爪白癬に併発した陥入爪と診断され両拇趾の陥入爪手術を受けたが，術後に悪性黒色腫の診断に至った．

・高度の爪甲変形による陥入爪があり，持続的な機械的刺激や外傷が悪性黒色腫の発症に関与した可能性がある．

・爪甲に黒色変化を生じる疾患は，真菌症，細菌感染症，onychomatricomaなどがあげられるが，悪性黒色腫も念頭に置く必要がある．

（「症例のポイント」より）

診断に苦慮したメトトレキサート関連リンパ増殖異常症岩田　真衣 , 山田　元人 , 藤原　慎二 , 滝　奉樹 , 山下　雄太 , 藤城　里香 44巻1号 , 2022年1月 , pp.72-75

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・メトトレキサート（methotrexate：MTX）内服中に難治性の潰瘍が出現し，徐々に腫瘤となった．

・悪性を強く疑う経過だったが，診断に至るまでに時間を要した．

・悪性を疑う場合は他臓器病変の検索を検討する．

・内服薬や病歴を病理医と共有することも，診断において重要である．

（「症例のポイント」より）

初診時に皮下型サルコイドーシスを疑った血管免疫芽球性T細胞リンパ腫新井　達 , 奥澤　愛美 , 小山田　亮祐 , 塩沢　英輔 44巻1号 , 2022年1月 , pp.76-79

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・多発皮下結節を主訴に受診し，血管免疫芽球性T細胞リンパ腫（angioimmunoblastic T-cell lymphoma：AITL）と診断した．

・AITLでは約半数に皮疹が出現する．

・播種状紅斑丘疹型が多いが，約10％で皮下結節を呈する．

・リンパ節腫脹と多発皮下結節を呈する例では本症を疑う必要がある．

（「症例のポイント」より）

Editorial

with/postコロナ時代を迎えて向井　秀樹 44巻1号 , 2022年1月 , pp.5-5

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新春放談

現在，そしてこれからの皮膚科学―とくに外用療法を中心として― 向井　秀樹 , 浅井　俊弥 , 山本　俊幸 , 馬場　直子 , 久保　亮治 , 斉藤　隆三 44巻1号 , 2022年1月 , pp.6-11

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学会ハイライト

第45回日本小児皮膚科学会学術大会を開催して大矢　幸弘 44巻1号 , 2022年1月 , pp.80-81

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リレーエッセイ　私のワークライフバランス

ワークライフバランス：not applicable 藤原　浩 44巻1号 , 2022年1月 , pp.82-83

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日常診療に役立つ豆知識

酒皶をダーモスコピーで観察する山﨑　研志 44巻1号 , 2022年1月 , pp.84-84

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　酒皶は「周期的に悪化する特徴的なパターンの顔面中央部の紅斑 central facial erythema」を特徴とする疾患で，難治性赤ら顔を呈する．顔面の紅斑・赤ら顔をきたす疾患はアトピー性皮膚炎，接触皮膚炎，脂漏性皮膚炎，乾癬，痤瘡，全身性エリテマトーデスや皮膚筋炎，光線過敏症などがあり，顔面の紅斑の鑑別のためには血液検査や皮膚貼布試験などの検査を必要とする．酒皶の診断に適した血液検査等のバイオマーカーはなく，赤ら顔の患者で酒皶を診断するためには，ほかの赤ら顔をきたす疾患の併存や除外診断を行う必要がある．忙しい皮膚科外来診療の中では，除外診断を必要とする酒皶・赤ら顔の診断は面倒なものであり，結果として酒皶の診断が適切になされずに医原性に酒皶を悪化させられてしまった患者にしばしば遭遇する．このような事態を避けるために，赤ら顔の外来診療にダーモスコピーを用いると簡便かつ仔細な赤ら顔の皮疹病態を観察することができる．

（「赤ら顔のダーモスコピー活用の勧め」より）

私の視点

壊死性筋膜炎杉田　和成 44巻1号 , 2022年1月 , pp.85-85

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　壊死性筋膜炎は急速に進行する壊死性の軟部組織感染症である．緊急性の高い疾患であるが，初期診断で蜂窩織炎との鑑別がむずかしいこともある．判断のむずかしい症例では，試験切開を行い，筋膜の壊死を確認後，速やかにデブリードマンを行う．壊死性筋膜炎の起炎菌は化膿レンサ球菌などが知られており，これは健常者でもおこりうる．また，腸内細菌や嫌気性菌を起炎菌とするタイプでは，基礎疾患を有する患者が多い．

　写真は壊死性筋膜炎の症例であるが，発症前，感染性粉瘤が背部にみられた．感染性粉瘤から炎症が筋膜に波及したと考えられた．自験例は，患者背景として基礎疾患を有していた．このように，ごくありふれた皮膚疾患をきっかけとして壊死性筋膜炎を発症する症例もある．

皮心伝心

“脱ステロイド”放送に関して大塚　篤司 44巻1号 , 2022年1月 , pp.86-86

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診察室の四季

新年斉藤　隆三 44巻1号 , 2022年1月 , pp.87-87

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皮膚科のトリビア

第199回浅井　俊弥 44巻1号 , 2022年1月 , pp.88-89

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声

PEG（ポリエチレングリコール）アレルギー：検査と生活指導は？／「記載皮膚科学での大きさの表現方法について」を拝読して石川　博康 , 足立　厚子 44巻1号 , 2022年1月 , pp.90-91

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目次 44巻1号 , 2022年1月 , pp.2-3

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次号予告 44巻1号 , 2022年1月 , pp.92-92

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基本情報

皮膚病診療
44巻1号
(2022年1月発行)

電子版ISSN：2434-0340 印刷版ISSN：0387-7531 協和企画

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