Japanese
English
特集 診断に苦慮した症例
臨床例
関節リウマチに対してアバタセプトを投与中に生じた壊疽性膿皮症
A case of pyoderma gangrenosum in a patient with rheumatoid arthritis treated with abatacept
卜部 雅之
1
,
小渕 英里
1
,
梅垣 知子
1
,
石崎 純子
1
,
田中 勝
1
Masayuki Urabe
1
,
Eri Obuchi
1
,
Noriko Umegaki
1
,
Sumiko Ishizaki
1
,
Masaru Tanaka
1
1東京女子医科大学東医療センター皮膚科
1Division of Dermatology, Tokyo Women's Medical University Medical Center East
キーワード:
壊疽性膿皮症
,
関節リウマチ
,
皮膚潰瘍
,
アバタセプト
,
薬物有害反応
,
逆説的反応
Keyword:
壊疽性膿皮症
,
関節リウマチ
,
皮膚潰瘍
,
アバタセプト
,
薬物有害反応
,
逆説的反応
pp.27-31
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002802
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- 参考文献 Reference
・関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)に対してアバタセプトにて治療中,右内踝に難治性潰瘍を生じ,体幹,上肢にも追発した.
・発症部位,臨床像,合併症,病理組織像,治療経過より壊疽性膿皮症(pyoderma gangrenosum:PG)と診断し,アバタセプト中止後に軽快した.
・PGの原因として,生物学的製剤の可能性を考慮する必要がある.
(「症例のポイント」より)
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