Japanese
English
特集 デザイナー細胞の実用化と未来
細胞デザインを可能にする多様なゲノム編集ツール
A diverse toolkit of genome editing technologies for cell design
三鴨 晃矢
1
,
吉見 一人
1,2
,
真下 知士
1
Kouya MIKAMO
1
,
Kazuto YOSHIMI
1,2
,
Tomoji MASHIMO
1
1東京大学医科学研究所実験動物研究施設先進動物ゲノム研究分野
2京都大学大学院医学研究科附属動物実験施設
キーワード:
ゲノム編集
,
CRISPR-Cas9
,
CRISPR-Cas3
Keyword:
ゲノム編集
,
CRISPR-Cas9
,
CRISPR-Cas3
pp.286-290
発行日 2026年4月25日
Published Date 2026/4/25
DOI https://doi.org/10.32118/ayu297040286
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
ゲノム編集技術は,細胞や動物を用いて生命現象を解明する基礎研究から,医療や産業など他分野への応用まで幅広く展開されている.それに伴い,ゲノム編集技術も世界中で開発が進み,Cas9をはじめとしてBase EditingやPrime Editingといったさまざまな特性を持つ多様なゲノム編集ツールが次々と報告されている.これらのゲノム編集技術は,DNAに対して効率的に変異を導入することを可能にした.これにより,遺伝子のノックアウトや改変を通じて遺伝子機能や相互作用の解析が容易に達成可能となった.また,遺伝子機能を操作することは細胞の性質を変化させることに直結するため,細胞の機能を意図的に操作して望んだ細胞をデザインするという発想も生まれた.筆者らのグループも,基盤技術のひとつとしてタイプⅠ-E CRISPRに属するCRISPR-Cas3をゲノム編集技術として報告し,その応用を進めてきた.本稿では,CRISPR-Cas3を含めた今日の細胞デザインを支えるゲノム編集技術と,それを用いた細胞デザインへの応用例について概説する.

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