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特集 ヘリコバクター・ピロリ診療update
11.H. pylori関連疾患と胃内マイクロバイオータの新展開
平井 美和
1
,
鈴木 秀和
1
1東海大学医学部医学科内科学系消化器内科学
キーワード:
H. pylori
,
胃内マイクロバイオータ
,
胃粘膜疾患
Keyword:
H. pylori
,
胃内マイクロバイオータ
,
胃粘膜疾患
pp.1284-1288
発行日 2025年8月20日
Published Date 2025/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003623
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Helicobacter pylori(H. pylori)は,慢性胃炎,消化性潰瘍,胃癌などの胃疾患の主たる病原因子として知られているが,近年,胃内の他の細菌群との相互作用がこれらの疾患の発症や進行に重要な役割を果たすことが明らかになってきた.とくにH. pylori感染や除菌後の胃疾患において,他種の胃内細菌叢(マイクロバイオータ)の存在が注目されている.また,抗菌薬耐性株の増加が問題となっており,新たな耐性機序の解明が求められている.さらに,H. pylori以外のnon-H. pylori Helicobacter(NHPH)も胃粘膜疾患との関連が示唆されており,その影響についての研究も盛んに進められている.本稿では,胃粘膜疾患発症における胃内細菌叢の役割や相互作用,解析方法について論述する.

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