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特集 世間の荒波にもまれるCKD-MBD 治療
3.CKD-MBDの疫学(1)骨折の疫学
山本 卓
1
1新潟大学医歯学総合病院血液浄化療法部
キーワード:
骨折
,
CKD-MBD
,
骨粗鬆症
,
透析アミロイドーシス
Keyword:
骨折
,
CKD-MBD
,
骨粗鬆症
,
透析アミロイドーシス
pp.363-368
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001229
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慢性腎臓病(CKD)患者,とくに透析患者の骨折の頻度は高く,その後の生命予後やquality of life/activity of daily living に大きく影響する.近年,透析患者の骨折頻度は減少傾向にあるといわれているが,一般人口と比較してその改善は十分ではない.CKD 患者の骨脆弱性には一般的なリスクファクターである骨粗鬆症に加えてCKD 固有の病態であるCKD-MBDあるいは透析アミロイドーシスなどが複合的に関与していることを想定する.近年の骨折頻度の減少効果は,荒波にもまれた結果としての治療の進歩と考察できるが,未だ十分とはいえない.今後もCKD 患者の骨折対策には複合的なファクターに対する集学的対策が必要となる.

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