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特集 骨折に対する保存治療のコツとその限界
鎖骨骨折の保存治療のコツとその限界
Tips and limitations of conservative treatment for clavicle fractures
安藤 治朗
1
,
松村 福広
2
Jiro ANDO
1
,
Tomohiro MATSUMURA
2
1自治医科大学,整形外科学教室
2同上,栃木県災害医学寄附講座
キーワード:
Clavicle fracture
,
Lateral clavicle fracture
,
Conservative treatment
Keyword:
Clavicle fracture
,
Lateral clavicle fracture
,
Conservative treatment
pp.915-922
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003875
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:鎖骨骨折は日常診療でよく遭遇する骨折の一つで,鎖骨骨幹部骨折と鎖骨遠位端骨折の割合が高い。鎖骨骨幹部骨折は2000年代以降,手術治療の割合が増えているが,保存治療の適応がある骨折は多く,保存治療は依然として重要な治療法である。鎖骨遠位端骨折は高い偽関節率を根拠に転位のある骨折は手術治療が行われていたが,偽関節でも症状がない症例もあり,保存治療が見直されている。どちらの骨折においても,保存治療,手術治療それぞれの適応を適切に検討するべきで,手術適応がある骨折においては,今後改善が見込める機能や,偽関節・変形癒合など起こりうる合併症の情報共有を患者・家族と行い,相談をして治療方針を決定することが重要である。保存治療中は定期的にフォローをして,必要があれば患者と相談の上,手術治療への治療方針変更を検討するべきである。

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