Japanese
English
特集 整形外科100年の進歩
関節鏡の進歩
Development and evolution of arthroscopy
吉矢 晋一
1
Shinichi YOSHIYA
1
1西宮回生病院,整形外科
キーワード:
Arthroscopy
,
History
,
Arthroscopic surgery
Keyword:
Arthroscopy
,
History
,
Arthroscopic surgery
pp.735-742
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003821
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- 参考文献 Reference
要旨:関節鏡がわが国で開発され世界に普及していったことは,海外でも広く知られており,日本の整形外科が世界に誇れる業績の一つである。その創製の歴史は,1920年に東京帝国大学整形外科の高木憲次教授によって行われたわが国最初の関節鏡視に始まる。臨床経験に関しての学会での初の報告は1932年である。その後も高木教授の指導のもと,関節鏡の改良は続けられた。一方海外では,同時期にいくつかの試みがあったが,いずれも課題に直面して中断した状態であった。戦後,関節鏡の開発は新たなスタートを切ったが,その後の発展については東京逓信病院の渡辺正毅先生を中心とした先生方の功績が大きい。国内外から多くの整形外科医が渡辺先生のもとを訪れ,そこから関節鏡の概念や技術は世界に広がっていった。その後も関節鏡やその関連機器や技術はさらに発展していき,現在の整形外科診療において,関節鏡は必要欠くべからざるものとなってきている。

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