Japanese
English
症例
輪ゴムの絞扼によって生じた下腿潰瘍の1例
Lower leg ulcer by buried rubber band
古茶 ひかる
1
,
奥野 衆史
2
,
尾立 冬樹
1
Hikaru KOCHA
1
,
Shushi OKUNO
2
,
Fuyuki ORYU
1
1立川相互病院,皮膚科(主任:尾立冬樹科長)
2同,呼吸器内科
キーワード:
輪ゴム
,
絞扼
,
下腿潰瘍
,
要介護3
Keyword:
輪ゴム
,
絞扼
,
下腿潰瘍
,
要介護3
pp.1205-1208
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006001
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- 参考文献 Reference
81歳,女性。要介護3。右下腿の蜂窩織炎で救急搬送された。黄色壊死組織が付着した全周性の皮膚潰瘍を伴っており,一部に腱の露出がみられた。潰瘍部から2本の輪ゴムが摘出されたため,輪ゴムの絞扼によって生じた下腿潰瘍とそれに伴う蜂窩織炎と診断した。潰瘍は,外用療法と陰圧閉鎖療法にて閉創した。輪ゴムの絞扼によって生じる皮膚障害は,輪ゴムが固着され,圧迫が継続されることにより生じるため,装着が容易な部位に限られる。同症は,埋没後しばらくして生じる絞扼に起因した循環障害や感染などで来院するため,原因がわかりにくく,注意深い観察が必要となる。

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