Japanese
English
症例
イブルチニブによる紫斑型薬疹の1例
Purpuric drug eruption caused by ibrutinib
藤島 智慧子
1
,
園田 真也
1
,
改正 純一
1
,
太田 深雪
1
,
八木 洋輔
1
Chieko FUJISHIMA
1
,
Shin-ya SONODA
1
,
Junichi KAISHO
1
,
Miyuki OHTA
1
,
Yosuke YAGI
1
1大阪赤十字病院,皮膚科(主任:八木洋輔部長)
キーワード:
イブルチニブ
,
紫斑型薬疹
,
ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬
Keyword:
イブルチニブ
,
紫斑型薬疹
,
ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬
pp.1209-1211
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006002
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81歳,男性。初診の2カ月前にマントル細胞リンパ腫(Stage Ⅳ)と診断され,1カ月前よりイブルチニブを含む化学療法が開始となった。イブルチニブが開始されてから13日後より,四肢躯幹部に浸潤を伴う紅斑と紫斑が出現した。イブルチニブは慢性リンパ性白血病などに用いられるブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬である。同薬による皮膚障害は軽症であることが多く,点状出血については皮膚生検も基本的には不要とされる。一方で,浸潤を伴う皮疹においては中止や減量を要することもあるとされ,自験例のように浸潤を伴う紫斑を認めた際は,皮膚生検を考慮する必要がある。

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