Japanese
English
症例報告
ハイドロキシウレアにより生じた下腿潰瘍の1例
A case of leg ulcer due to hydroxyurea
榎本 韻世
1
,
二宮 嘉治
1
,
大西 善博
1
,
多島 新吾
1
,
石橋 明
1
Utayo ENOMOTO
1
,
Yoshiharu NINOMIYA
1
,
Yoshihiro OHNISHI
1
,
Shingo TAJIMA
1
,
Akira ISHIBASHI
1
1防衛医科大学校皮膚科学教室
1Department of Dermatology, National Defense Medical College
キーワード:
ハイドロキシウレア
,
下腿潰瘍
,
本態性血小板血症
Keyword:
ハイドロキシウレア
,
下腿潰瘍
,
本態性血小板血症
pp.601-603
発行日 2001年7月1日
Published Date 2001/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903641
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68歳,女性.本態性血小板血症で5年前よりハイドロキシウレア(ハイドレア®)(以下,HU)を内服中.2年半前,左下腿をプラスチックの植木鉢で受傷後,同部に有痛性潰瘍が出現した.保存的治療に反応せず,分層植皮術で治癒.約1年後,両下腿に潰瘍が再発.HUの投与を中止したところ速やかに縮小した.しかし,原病の悪化による再投与で増悪したため,他剤に変更し治癒した.
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