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特集 現場で差がつく「医薬品情報」の活かし方
ケースでみる 医薬品情報を活かした臨床意思決定② 腎・肝機能低下患者の投与設計をどう判断するか
鈴木 大介
1
1JA愛知厚生連海南病院 薬剤部
pp.1471-1475
発行日 2026年9月5日
Published Date 2026/9/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026100006
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事例:高度の脱水で多臓器障害を呈した症例
起こったできごと
非常に暑い夏の日,独居の父親の様子を見に自宅を訪れたAさんは,居間に倒れている父親を発見した.意識は朦朧としており,ひどく汗をかいていた.失禁もしているようだった.部屋のエアコンはついていなかった.Aさんはあわてて救急連絡をし,患者は救急車でJA愛知厚生連海南病院(以下,当院)へ搬送された.ER受診時,高体温,血圧低下があり,血液検査の結果では血清クレアチニン値は著明に上昇,肝逸脱酵素の上昇を認めた.医師よりメロペネムの開始に伴い,薬剤師に投与量について相談があった.

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