特集 現場で差がつく「医薬品情報」の活かし方
ケースでみる 医薬品情報を活かした臨床意思決定③ 特殊病態(妊婦・授乳婦など)の患者さんからの相談にどう答えるか
畠山 史朗
1
1東北医科薬科大学薬学部 病院薬剤学教室
pp.1477-1483
発行日 2026年9月5日
Published Date 2026/9/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026100007
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事例:ラメルテオン服用妊婦からの産後授乳に関する相談
起こったできごと
産婦人科外来で妊婦健診を受けている妊娠30週の妊婦.妊娠前より不眠症状に対してラメルテオン錠8mg/日を服用している.妊婦より「妊婦健診では赤ちゃんに異常はなく,元気に育っていると言われた.産後は母乳をあげたいと思っているけれど,赤ちゃんに薬の影響が出ないか心配」と外来担当薬剤師へ不安の表出があった.添付文書では「治療上の有益性および母乳栄養の有益性を考慮し,授乳の継続または中止を検討すること」と記載されていたため,ラメルテオンを使用しながら母乳栄養を安全にできるのか医薬品情報室に相談をした.

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