特集 現場で差がつく「医薬品情報」の活かし方
ケースでみる 医薬品情報を活かした臨床意思決定④ 副作用疑い事例で因果関係をどう評価するか
酒井 隆全
1
,
梅村 拓巳
1,2
1名城大学薬学部 医薬品情報学研究室
2公立陶生病院 薬剤部
pp.1485-1490
発行日 2026年9月5日
Published Date 2026/9/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026100008
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事例:タクロリムス導入後の外来フォローアップ中に発生しためまい
起こったできごと
抗ARS抗体陽性の間質性肺炎に対して1ヵ月前よりタクロリムスカプセル1mg 1回1カプセル,1日2回朝・夕食後の服用が始まった50代男性.服薬するとめまいがしてくると病院内の薬局窓口にて相談があった.めまいは1週間ほど前から自覚をするようになったとの訴えあり.本人は他の薬では起こったことはないが,この薬を服用するたびに症状が出ており飲み続けてよいか悩んだため確認に来たとのことだった.

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