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特集 理学療法における動作のアセスメント
日常生活動作における姿勢制御のアセスメント—リーチ動作に伴う姿勢制御
北山 哲也
1
,
渡邊 修司
2
,
平賀 篤
2
,
廣瀬 昇
2
Tetsuya Kitayama
1
1山梨リハビリテーション病院理学療法課
2帝京科学大学医療科学部理学療法学科
キーワード:
日常生活動作
,
姿勢制御
,
リーチ動作
Keyword:
日常生活動作
,
姿勢制御
,
リーチ動作
pp.207-216
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551201138
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はじめに
日常生活動作のアセスメントでは,姿勢制御を背景にした動きの連続性,順序性,効率性,多様性など,「課題遂行時の質」を観察・分析することが重要である.アセスメントは,各課題における姿勢・運動の構成要素を把握し,環境との相互作用を考慮しながら実用的機能の獲得と対象者の潜在性を導き出すことが本質であると考える.具体的には機能的活動にかかわる筋・骨格系のアライメント,支持基底面,姿勢制御システムと運動パターンにおける関連性を観察・分析し,介入していくための重要なヒントを探ることである.
課題分析においては,対象者の訴えや症状から病態を推測し,仮説に基づいて適切な課題・環境を選択し,最も効率のよい介入を決定していく臨床推論が重要となる.目標とする課題を全体的に捉えるだけではなく,各相に分けるなど部分的にも捉えて観察・分析していくことも大切である.
着目するポイントとしては,効率的であるかどうかを考えることである.効率的なスキル(技能)の学習過程を積み重ねていくことが日常生活動作の改善につながると考える.

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