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特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
脳性麻痺児に対する認知運動療法の臨床アプローチと効果
人見 眞理
1
Hitomi mari
1
1重症心身障害児施設ソレイユ川崎リハビリテーション部
pp.291-296
発行日 2008年4月15日
Published Date 2008/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101148
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はじめに
「脳性麻痺」という障害像について旧来の方法論にとらわれずに考えてみると,そもそも彼らが積み重ねている日々の経験が,「健常」と言われている子どもたちのそれとは質が違うということに思い至る.経験の質が違うというのは,単に量的にあるいはバリエーションとして不足しているというだけでなく,そこから創発される,自分自身や他者,外界,あるいはそれらの関係性についての彼ら自身の了解の作られ方が違うということである.したがって,彼らの障害を改善する方向性を目指すためには,彼らの経験の質を知ることから始めなければならない.本稿では,その手がかりを得て,アプローチを組み立て,実施するという,セラピスト側の一連の思考プロセスを中心に述べる.

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