Japanese
English
講座 外科領域
自家免疫に関連して—Ⅲ.栓球減少を伴う血管腫
Some notes on the autoimmune manifestations in cancer patients:Ⅲ.Hemangioma associated with thrombocytopenic purpura
渋沢 喜守雄
Kishuo SHIBUSAWA
pp.356-367
発行日 1964年3月20日
Published Date 1964/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203285
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、356ページから367ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
はしがき
癌に合併する溶血性貧血には,栓球減少症あるいは汎球減少症をも発現する場合のあることを先にのべたが,ここでは,血管腫に著しい栓球減少・出血傾向の続発する場合をうかがいたい.それはKasabach&Merritt(1940))によつてはじめて記載され,Kasabach-Merritt症候群とも称しうべき,ひとつのclinical entityと考えうるものである.生後2個月男児,左上腿をひろく占居するcapillary hemangiomaあり,栓球16,000,広く紫斑病を呈した.血管腫に対しレ線照射,ついでラジウム針挿入,6週後に血管腫縮小し,さらに3個月後に栓球324,000に回復し,出血傾向去り,生後2年半"good health"にあるというのであつた.血管腫はもつともポピユラーな小児外科疾患であるから,こうした栓球減少症の合併(第1表)はきわめてまれということになり,したがつて特殊な成立因子(群)が関与して発生するのであろうかとおもわれる.
その因子のひとつに,栓球抗体をあげうる.

Copyright © 1964, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

