Japanese
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増刊号 Common Disease 200の治療戦略
神経・筋疾患
ギラン・バレー症候群
結城 伸𣳾
1,2
1東京医科歯科大学医学部分子医化学
2斎藤記念病院神経内科
pp.256-258
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904070
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- Abstract 文献概要
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疾患概念と病態
1.発症機序
ギラン・バレー(Guillain-Barré)症候群は,上気道炎,胃腸炎症状などの1〜3週後に,四肢の筋力低下が急速に発症,進行し,4週以内にピークに達する末梢神経障害である.先行感染の主要な病原体Campylobacter jejuniのリポ多糖がGM1ガングリオシド様構造を有することが筆者らにより明らかにされ,先行感染の病原体が神経の構成成分ガングリオシドと共通する抗原を有し,病原体の交叉抗原に対する抗体が自己抗体(抗ガングリオシド抗体)として神経を障害する「交叉抗原説」が立証されつつある1).ウシ脳ガングリオシド注射後に多数のギラン・バレー症候群患者が発生した事実や,in vitroでの抗ガングリオシド抗体による神経障害作用も,その仮説を強く支持する.

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