増大号 症例から学ぶ 疾患と検査値の推移
9章 その他
ギラン・バレー症候群
川邉 清一
1
1済生会横浜市東部病院神経内科
pp.416-422
発行日 2023年3月1日
Published Date 2023/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208950
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Point
●ギラン・バレー症候群(GBS)は自己免疫性に末梢神経が障害される疾患である.
●さまざまな感染症後に発症することが多い.
●髄鞘が障害される脱髄型と軸索が障害される軸索型がある.
●診断には脳脊髄液検査,末梢神経伝導検査,血液中の抗ガングリオシド抗体の検出などが必要である.
●重症例では呼吸機能検査,血液ガス検査,血液生化学検査,血清IgG検査などが行われる.
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