疾患と検査値の推移
ギラン・バレー症候群
川邉 清一
1
1東邦大学医療センター大森病院脳神経内科
pp.61-67
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207866
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
●ギラン・バレー症候群(GBS)は自己免疫性に末梢神経が障害される疾患である.
●さまざまな感染症後に発症することが多い.
●髄鞘が障害される脱髄型と軸索が障害される軸索型がある.
●診断には脳脊髄液検査,末梢神経伝導検査,血液中の抗ガングリオシド抗体の検出などが必要である.
●重症例では呼吸機能検査,血液ガス検査,血液生化学検査,血清IgG検査などが行われる.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.