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治療のポイント
ゲンタマイシンの使い方
藤本 安男
1
1関西医大第1内科
pp.42-44
発行日 1971年1月10日
Published Date 1971/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402203465
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- 1ページ目 Look Inside
ゲンタマイシン(GMと略す)は,1963年We-insteinによってMicromonospora Purpureaより分離された新しいAminoglycoside系の抗生物質で,若干化学構造の異なる3種の成分の混合物であるが,各成分の間には抗菌力,体内分布,毒性などにほとんど差がなく,この3種の成分の一定混合物が注射剤と外用剤として市販されている.
GMはアミノ配糖体系抗生物質(カナマイシンKMなど)の一般的特徴,すなわち製剤的にきわめて安定であり,グラム陽性および陰性の両方の菌に有効であり,生体内へは経口では吸収されず注射によるが,排泄は大部分腎臓よりである.他のアミノ配糖体系抗生物質との間にはある程度の交叉耐性がある.しかしGMの最も特徴とするところは,従来の他の抗生物質で抑圧できなかった緑膿菌に対し,最も強力な抗菌力をしめす点にある.以下簡単に,GMの基礎的性質と臨床使用例を紹介する.

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