Japanese
English
連載
THE Editorials
pp.935-937
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330090935
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- Abstract 文献概要
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The New England Journal of Medicine
Editorial:
Neto AS. Rethinking high-flow oxygen in acute hypoxemic respiratory failure. N Engl J Med 2026;394:2158-9.
Article:
Frat JP, Quenot JP, Guitton C, et al. High-flow or standard oxygen in acute hypoxemic respiratory failure. N Engl J Med 2026;394:2095-106.
■高流量鼻カニュラ酸素療法の有用性と臨床応用
高流量鼻カニュラ酸素療法(HFNC)は,鼻カニューレを用いるという快適性に加え,加湿した高流量の空気・酸素を送ることで気道の加湿を行うとともに,正確な吸入酸素濃度を得ることができるという利点をもつ。軽度ではあるが,呼気終末陽圧(PEEP)もかかる。鼻咽頭の解剖学的死腔をウォッシュアウトすることで,死腔が減少する。このような利点から,肺炎などによる低酸素血症の治療や,気管支鏡検査時,意識下挿管時の酸素化などにも用いられてきた。慢性閉塞性肺疾患(COPD)の増悪など,低酸素血症に加え高二酸化炭素血症がある場合にも使用されている。HFNCは新型コロナウイルス感染症による肺炎患者にも広く使われた。臨床的には気管挿管を回避できる率が高いことや,死亡率の低下などが示唆されている。

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