潮流
病院給食改革に周到な準備を 一般食、治療食の集約も進める
君塚 靖
1
1えむでぶ倶楽部ニユース編集部
pp.35
発行日 2025年3月21日
Published Date 2025/3/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2958009
- 有料閲覧
- 文献概要
スマートライフ+サミット2025(日本能率協会主催)が2月14日に開催され、「給食システム再構築」をテーマとしたセッションで給食事業者や病院関係者らが、調理師や栄養士の高齢化などによる人材難や食材料費高騰が続くなかで、病院給食や介護療養食を安定的に提供するための施策を議論した。 そのなかで、法人内の給食を一括製造し、それぞれの施設へ配送することで調理作業の効率化やコスト削減をするセントラルキッチンを、昨年8月に稼働させた茨城県牛久市の社会医療法人若竹会の金子洋子理事長が講演。セントラルキッチン化に向けて財務・損益計画を慎重に立てたほか、各診療科医師などと相談した上で、食種(一般食・治療食)や禁止・指示コメントを集約することも同時並行で実施したことを明らかにした。
Copyright © 2025 Syakaihokennkennkyuujo All Rights Reserved.