特集 CURRENT TOPICS 2nd GAST SUMMIT JAPAN学術講演会ハイライト
ワークショップ:日本ヘリコバクター学会のガイドラインを検証する 7 新ガイドラインの評価─小児科の立場─
垣内 俊彦
1
1佐賀大学医学部小児科 助教
pp.38-39
発行日 2018年3月15日
Published Date 2018/3/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.13.02_0038-0039
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ガイドラインの評価に先立って,小児の定義を整理すると,わが国では明確な定義は存在しない。ガイドラインなどにおいて小児として区分されるのは18歳未満とするものが多いようである。医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)では「おおよその目安」というただし書き付きではあるものの,15歳未満を小児と捉えると明記されている。保険診療における医薬品の小児適用については15歳未満が1つのポイントとなる。
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