特集 遺伝カウンセリングを学ぼう!
Ⅱ.様々な場面での遺伝カウンセリング
結節性硬化症
田嶋 佐和子
1
1東京医科大学病院遺伝子診療センター
キーワード:
結節性硬化症
,
多科診療連携
,
多職種連携
,
継続的支援
,
TSCボード
Keyword:
結節性硬化症
,
多科診療連携
,
多職種連携
,
継続的支援
,
TSCボード
pp.1001-1005
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001747
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SUMMARY
▷結節性硬化症は,皮膚,腎,中枢神経系,心,肺,眼など全身に様々な症状を呈する遺伝性疾患である.病変によって発症する時期が異なるため,年齢や性別にあわせた対応が必要となる.
▷全身性疾患のため複数の診療科へ受診する必要があり,診療科間での連携も大切である.
▷年齢や診療科にかかわらず継続した対応が求められる疾患であるため,遺伝子診療部門がかかわることで複数の診療科や多職種との連携につなげていくという役割を担うこともできる.

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