特集 これでマスター! 最新 産婦人科ホルモン療法
第2章 各論
B 女性医学
8 子宮筋腫
平田 哲也
1
1聖路加国際病院女性総合診療部
pp.232-236
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000661
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薬剤選択のポイント
過多月経,月経困難症,鉄欠乏性貧血,腹部腫瘤感,腹痛などの症状を呈する子宮筋腫は薬物療法の対象になり得る.
手術前の術前投与や閉経前の逃げこみ療法などの短期的投与としてゴナドトロピン放出ホルモン(gonadotropin releasing hormone:GnRH)アンタゴニスト製剤,アゴニスト製剤を用いる.
過多月経などに対する対症療法として,エストロゲン・プロゲスチン配合薬やレボノルゲストレル放出子宮内システムを用いる.
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