症例
腹腔鏡下回盲部切除術を施行した盲腸子宮内膜症の1例
中村 友里恵
1
,
弓削 乃利人
,
前田 裕美子
,
桑原 正裕
,
中山 裕晶
,
穴見 愛
1国立病院機構別府医療センター 産婦人科
キーワード:
子宮内膜症
,
腹腔鏡法
,
盲腸疾患
,
小腸切除
,
大腸切除
,
回盲部
Keyword:
Cecal Diseases
,
Proctocolectomy, Restorative
,
Laparoscopy
,
Endometriosis
pp.1139-1142
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021321224
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腸管子宮内膜症のうち、盲腸子宮内膜症は4%とまれである。術前診断は困難な場合が多く、術後病理組織診で診断されることが多い。本症例は、盲腸子宮内膜症による腸閉塞を発症し、腹腔鏡下回盲部切除術を施行した。術後は再発予防のため薬物療法を行っている。腸管子宮内膜症の手術療法は、制御困難な有症状の場合には、早期に検討すべきと考える。
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