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第5土曜特集 小児医療の最先端
臨床編
小児ステロイド感受性ネフローゼ症候群の治療法と病因論Update
Update of treatment and pathogenesis in childhood steroid-sensitive nephrotic syndrome
飯島 一誠
1
Kazumoto IIJIMA
1
1兵庫県立こども病院院長
キーワード:
ステロイド感受性ネフローゼ症候群(SSNS)
,
ミコフェノール酸モフェチル(MMF)
,
ゲノムワイド関連解析(GWAS)
,
疾患感受性遺伝子
,
抗ネフリン抗体
Keyword:
ステロイド感受性ネフローゼ症候群(SSNS)
,
ミコフェノール酸モフェチル(MMF)
,
ゲノムワイド関連解析(GWAS)
,
疾患感受性遺伝子
,
抗ネフリン抗体
pp.471-476
発行日 2022年7月30日
Published Date 2022/7/30
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28205471
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わが国の小児腎臓領域では,日本小児腎臓病臨床研究グループ(JSKDC)などの全国多施設臨床試験ネットワークが構築され,小児特発性ネフローゼ症候群などに対する全国多施設臨床試験の実施により多くのエビデンスが創出され,国内外の診療ガイドラインの作成に寄与してきた.本稿では,すでに公開されている日本小児腎臓病学会監修のもとに作成された『小児特発性ネフローゼ症候群診療ガイドライン2020』以降の小児ステロイド感受性ネフローゼ症候群(SSNS)に対する治療法のエビデンスを紹介するとともに,小児SSNSを対象としたゲノムワイド関連解析(GWAS)による疾患感受性遺伝子同定研究などの病因論に関する最新情報についても概説する.
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