Japanese
English
特集 消化器内視鏡技術の進歩と展望
人工知能による内視鏡診断支援の現状
Current status of artificial intelligence assisted endoscopy
三澤 将史
1
,
工藤 進英
1
Masashi MISAWA
1
,
Shin-ei KUDO
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
人工知能(AI)
,
コンピュータ診断支援システム(CAD)
Keyword:
人工知能(AI)
,
コンピュータ診断支援システム(CAD)
pp.1059-1062
発行日 2022年6月11日
Published Date 2022/6/11
DOI https://doi.org/10.32118/ayu281111059
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人工知能(AI)技術の普及とともに,コンピュータによる画像診断支援の研究開発が盛んである.特に消化器内視鏡領域においては,国内外問わず非常に多くのAIによる診断支援の研究が報告されている.内視鏡の診断支援におけるAIの役割は,主に病変の検出支援と鑑別診断支援の大きく2つに分けられる.いずれにおいてもすでに一部の製品が規制をクリアし市販されており,実臨床においても病変検出能の向上や専門医に匹敵する鑑別診断精度が報告されている.このようなAIの研究開発は大腸内視鏡領域が先行しており,わが国でも上部内視鏡の診断支援AIの市販が期待される.
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