特集 産婦人科における先端情報処理技術の展開
人工知能(AI)による医療変革の現在地とこれから
川上 英良
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1理化学研究所情報統合本部先端データサイエンスプロジェクト医療データ数理推論チームチームリーダー/千葉大学国際高等研究基幹教授
キーワード:
人工知能(AI)
,
機械学習
,
データ駆動型研究
,
画像診断
,
言語モデル
,
予測・予防
Keyword:
人工知能(AI)
,
機械学習
,
データ駆動型研究
,
画像診断
,
言語モデル
,
予測・予防
pp.11-14
発行日 2023年6月1日
Published Date 2023/6/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.30.02_0011-0014
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近年,人工知能(AI)技術の導入によって,医療が大きく変わろうとしている。AIは医療分野では画像診断や医療文書作成において主に活用が試みられており,タスクを限定すれば人間の専門家の精度に迫りつつある。また,ウェアラブルデバイスデータに基づく慢性疾患の発症予測にもAIが活用されている。一方で,AIはブラックボックス化し,途中の情報処理過程が人間に理解できないことが課題になる。今後,AIの特長や限界を認識し,上手にAIと付き合っていくことが,臨床医にも求められるだろう。「KEY WORDS」人工知能(AI),機械学習,データ駆動型研究,画像診断,言語モデル,予測・予防
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