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連載 いま知っておきたい最新の臨床検査――身近な疾患を先端技術で診断・Vol.17(最終回)
超音波エラストグラフィによる肝線維化診断
Diagnosis of liver fibrosis using ultrasonic elastography
飯島 尋子
1
,
西村 貴士
1
Hiroko IIJIMA
1
,
Takashi NISHIMURA
1
1兵庫医科大学消化器内科学肝胆膵内科
キーワード:
超音波エラストグラフィ
,
SWE(shear wave elastography)
,
フィブロスキャン
,
肝線維化
,
肝硬変
Keyword:
超音波エラストグラフィ
,
SWE(shear wave elastography)
,
フィブロスキャン
,
肝線維化
,
肝硬変
pp.1060-1065
発行日 2021年9月18日
Published Date 2021/9/18
DOI https://doi.org/10.32118/ayu278121060
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◎超音波エラストグラフィが2017年に保険適用され容易に利用可能になったことで,非侵襲的な方法で肝線維化の診断と病期判定が可能になり,肝臓学の臨床診療が変わりつつある.肝線維化の評価だけでなく,合併症の診断や発癌予測など経過観察にも使用できる.超音波エラストグラフィの種類には,strain(ひずみ)イメージングとshear waveイメージングがあるが,どの方法においても肝線維化診断は同等に可能である.それぞれの方法,臨床的有用性などについて概説する.
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