Japanese
English
誌上シンポジウム 運動器画像診断の進歩
最先端の超音波技術—超音波エラストグラフィを中心に
Front-line Ultrasound Technique. Ultrasound Elastography
山本 宣幸
1
Nobuyuki YAMAMOTO
1
1東北大学大学院医学研究科外科病態学講座整形外科学分野
1Department of Orthopaedic Surgery, Tohoku University School of Medicine
キーワード:
超音波エラストグラフィ
,
ultrasound elastography
,
弾性評価
,
elasticity evaluation
,
音響カプラー
,
acoustic coupler
Keyword:
超音波エラストグラフィ
,
ultrasound elastography
,
弾性評価
,
elasticity evaluation
,
音響カプラー
,
acoustic coupler
pp.991-994
発行日 2014年11月25日
Published Date 2014/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408200055
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超音波エラストグラフィは非侵襲的かつ簡便に腱や筋肉の弾性を評価できる画期的な技術である.非侵襲的に計測できるため健常人での計測が可能になり,これにより変性疾患の病態解明や治癒過程の評価がかなり行えるようになった.さらに音響カプラーの登場によって個体間の比較が可能となり,われわれはこの音響カプラーを併用した超音波エラストグラフィを用いて,生体での筋や腱の軟部組織評価を行ってきた.本稿ではこれまで行ってきた研究と計測の問題点について主に解説する.
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