FORUM 日本型セルフケアへのあゆみ・第10回
究極のセルフケア:がんの在宅死
児玉 龍彦
1,2
1東京大学先端科学技術研究センターがん・代謝プロジェクトリーダー
2日本セルフケア推進協議会業務執行理事
pp.1215-1219
発行日 2021年3月27日
Published Date 2021/3/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu276131215
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POINT
●外科治療・放射線治療・薬物治療などを組み合わせる集学的治療が進み,転移を伴う進行がんでも生存率が大きく改善した.
●さらに,低侵襲治療や緩和ケアの進展により,在宅でのがん療養,ひいては在宅で家族に見守られながら最期を迎えることを希望する方が増えている.
●がんの “在宅死” という希望を実現するために,どのような課題があるかを,日本における在宅看護の第一人者にインタビューし,“がんの在宅死” への道を考えてみる.
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