特集 栄養療法のコツとピットフォール-実践力アップに活かす最新情報
(Part 3)疾患別の栄養療法のコツとピットフォール COPD
藤田 幸男
1
,
吉川 雅則
1奈良県立医科大学 呼吸器内科学講座
キーワード:
運動療法
,
栄養障害
,
栄養評価
,
エネルギー摂取量
,
栄養管理
,
栄養指導
,
肺疾患-慢性閉塞性
,
筋肉減少症
,
経腸栄養剤
Keyword:
Nutrition Assessment
,
Energy Intake
,
Exercise Therapy
,
Nutrition Disorders
,
Sarcopenia
,
Pulmonary Disease, Chronic Obstructive
,
Nutrition Therapy
pp.506-511
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2023035855
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<Key Point>・栄養障害が高度になると栄養療法の効果が限定されるため、早期の介入が必要である。・COPDでは安静時エネルギー消費量が増大しているため、実測安静時エネルギー消費量の約1.5倍、もしくは基礎エネルギー消費量の約1.7倍のエネルギー補給をめざす。・栄養補給療法は患者の換気能や抗炎症作用、アミノ酸組成などから各患者の病態に適した経腸栄養剤を選択する。・栄養補給療法だけではその効果は限定的であり、栄養補給療法と運動療法との併用が必要である。
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