特集 栄養療法のコツとピットフォール-実践力アップに活かす最新情報
(Part 3)疾患別の栄養管理のコツとピットフォール 周術期
高山 はるか
1
,
深柄 和彦
1東京大学 大学院医学系研究科侵襲代謝・手術医学講座
キーワード:
栄養必要量
,
栄養評価
,
エネルギー摂取量
,
術後合併症
,
周術期管理
,
栄養管理
,
栄養指導
,
栄養失調
Keyword:
Nutrition Assessment
,
Energy Intake
,
Postoperative Complications
,
Nutritional Requirements
,
Nutrition Therapy
,
Malnutrition
,
Perioperative Care
pp.567-571
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2023035864
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<Key Point>・外科侵襲時はsurgical diabetesを呈しやすい。・術前の栄養評価は、ワンポイントでの評価ではなく経時的な変化で評価することが望ましい。BMIが高くてもsarcopenic obesityの場合があるため注意する。・術式などによっては、immunonutritionを用いた栄養療法が有効となる。・術後数日の投与エネルギーは少なめに設定するが、その後漸増し1週間ほどで栄養必要量の充足をめざす。・外科患者に対する栄養教育は、栄養療法に対するコンプライアンス向上へとつながる。
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