統計
過去16年間に当科で経験した弾性線維性仮性黄色腫患者24例の集計
本多 皓
1
,
大橋 威信
1
,
山本 俊幸
1
1福島県立医科大学皮膚科学講座
キーワード:
弾性線維性仮性黄色腫
,
網膜色素線条
,
弾性線維法
,
石灰化
,
ABCC6
Keyword:
弾性線維性仮性黄色腫
,
網膜色素線条
,
弾性線維法
,
石灰化
,
ABCC6
pp.1005-1010
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000001207
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弾性線維性仮性黄色腫(pseudoxanthoma elasticum:PXE)は,弾性線維の変性・石灰化をおこす常染色体劣性遺伝性疾患で,原因遺伝子はATP-binding cassette subfamily C member 6 (ABCC6) 遺伝子である.弾性線維が豊富な皮膚,眼,血管系,消化管系に進行性に障害を生じる.有病率は1/25,000〜100,000人と推定されるまれな疾患で,本邦において約300名が難病登録されている. 今回われわれは,当科において過去16年間に経験した24例について後方視的に検討を行った.(「はじめに」より)
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