特集 小児領域におけるGLP-2アナログ製剤(テデュグルチド)の応用
各論:各疾患に対する使用経験
短腸症患者に対するGLP-2アナログ製剤の治療経験
田附 裕子
1,3
,
上野 豪久
1,3
,
木村 武司
2,3
,
奥山 宏臣
1,3
Yuko Tazuke
1,3
,
Takehisa Ueno
1,3
,
Takeshi Kimura
2,3
,
Hiroomi Okuyama
1,3
1大阪大学大学院医学系研究科小児成育外科
2大阪大学大学院医学系研究科小児科
3大阪大学附属病院腸管不全治療センター
pp.356-361
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000781
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はじめに
短腸症候群(SBS)の腸管リハビリテーションは,患者のQOLの改善を目指した栄養管理が主体となる1,2)。特に,栄養障害を有するSBS患者に対しては,適切な静脈栄養を基にした栄養療法,薬物療法,外科的療法,社会支援など包括した栄養管理を行う必要がある。
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