特集 「低侵襲治療」小児への適応と可能性
ラジオ波焼灼療法(RFA)・凍結療法
宮崎 将也
1
Masaya Miyazaki
1
1埼玉医科大学総合医療センター画像診断科・核医学科
pp.822-827
発行日 2022年8月25日
Published Date 2022/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000216
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はじめに
腫瘍アブレーションとは,画像誘導下に専用の治療針を腫瘍へ穿刺し,その治療針から発するエネルギーにより腫瘍を破壊するインターベンショナルラジオロジー(interventional radiology:IVR)治療の総称である。主な腫瘍アブレーションには,ラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation:RFA),凍結療法(cryoablation),マイクロ波凝固療法(microwave ablation:MWA)があり,新しい治療法である集束超音波治療(high intensity focus ultrasound:HIFU)やirreversible electroporation(IRE)も広義のアブレーションとする場合がある。
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