肝細胞癌切除後の長期成績向上を目指して
再発に対する治療 ラジオ波焼灼療法(RFA)
南 康範
1
,
鄭 浩柄
,
北井 聡
,
高橋 俊介
,
井上 達夫
,
上嶋 一臣
,
福永 豊和
,
工藤 正俊
1近畿大学 消化器内科
キーワード:
肝細胞癌
,
肝切除
,
胸腔鏡法
,
腫瘍再発
,
生存率
,
腹腔鏡法
,
治療成績
,
ラジオ波焼灼術
Keyword:
Hepatectomy
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Laparoscopy
,
Thoracoscopy
,
Survival Rate
,
Treatment Outcome
pp.575-580
発行日 2007年5月1日
Published Date 2007/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2007209501
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
低侵襲性で比較的安全なラジオ波焼灼療法(RFA)は高い局所制御能から外科的治療とともに根治性の高い治療法である。しかし、その効果を最大限に引き出すには術前・術後の画像評価が欠かせず、術者はRFAに関する知識のみならず画像所見を読み取る目を養う必要もある。RFAの適応については一般的に「3cmかつ3個以下」が目安であるが、内科・外科・放射線科など各科の意見交換から症例に合った治療方針を築くことが大切である。
©Nankodo Co., Ltd., 2007