Japanese
English
特集 泌尿器腫瘍の機能温存手術―知っておくべき適応と限界
〈副腎・腎〉
腎腫瘍に対するラジオ波焼灼術(RFA)および凍結療法(CA)
Radiofrequency ablation and cryoablation for renal tumors
本郷 文弥
1
,
大橋 宗洋
1
,
浮村 理
1
Fumiya Hongo
1
,
Munehiro Ohashi
1
,
Osamu Ukimura
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科泌尿器外科学
キーワード:
小径腎腫瘍
,
ラジオ波焼灼術
,
RFA
,
凍結療法
,
CA
Keyword:
小径腎腫瘍
,
ラジオ波焼灼術
,
RFA
,
凍結療法
,
CA
pp.648-652
発行日 2020年8月20日
Published Date 2020/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206992
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▶ポイント
・局所療法は小径腎腫瘍のなかで,年齢や合併症などのため積極的手術適応とならない症例に対して施行可能であるが,明確な適応基準はまだ存在しない.
・これまでの報告では患者背景に差があり,局所療法は局所再発率,全生存率において腎部分切除術に劣るが,癌特異的生存率は同等である.
・いまだ局所療法と標準的治療法である腎部分切除術との治療成績を直接比較した大規模試験は存在せず,明確なエビデンスは存在しない.
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