特集 胎児・新生児の消化管機能と消化管疾患
各論
胃破裂
永田 公二
1
,
福田 篤久
1
,
近藤 琢也
1
,
鳥井ケ原 幸博
1
,
松浦 俊治
1
,
田尻 達郎
1
NAGATA Koji
1
,
FUKUTA Atsuhisa
1
,
KONDO Takuya
1
,
TORIIGAHARA Yukihiro
1
,
MATSUURA Toshiharu
1
,
TAJIRI Tatsuro
1
1九州大学大学院医学研究院小児外科学分野
pp.1618-1622
発行日 2023年11月10日
Published Date 2023/11/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000001159
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はじめに
周産期管理の進歩に伴い,従来は死亡率の高かった新生児外科疾患の発症頻度や死亡率も大きく変化している。新生児期に発症する胃破裂はこの最たるものであり,周産期管理の向上や,迅速な診断と高次医療施設への搬送,新生児における高度医療の導入により,近年,その発症率は低下し,死亡率は改善している。
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